東京23区 議会の視察先一覧・視察報告書の意義
議会による行政視察報告書の意義
新宿区議会や杉並区議会による行政視察報告書を読んで、議会による行政視察報告書の内容は地域住民が納得するレベルにあるものなのであろうか、満足いくものなのか、という疑問をもった。議会による行政視察報告書は”かくあるべき”と行政学や政治学の教科書に書いてはいないので、まずは辞書的な言葉の意味を確認した。
- 視察とは「自分で その場所に行って、実際の様子を見届けること」(三省堂国語辞典)
- 報告とは「実情について知らせること。与えられた任務について、その結果を述べること」(三省堂国語辞典)
- 報告書の末尾に必ずある所感とは「ある時点、ある事柄に触発されての感想」(三省堂国語辞典)
これら言葉の意味をつなぐと、行政視察報告書は、現場に行って、その結果および感想を述べればよく、現地・現場に行く、担当者等の話を聞く、事実をまとめる、感想を述べる、という手順があれば十分ということになる。
現在、自治体議会が公開している視察報告書の体裁で、何ら問題はないともいえる。そもそも行政視察報告書とはそのようなものだから・・・。視察を実施しているが、その報告書を公開していないことは別の意味で問題であろう。
しかしながら、”感想文”のような報告書が、地域住民にとってどのような意義があるのであろうか。たとえ、報告書としての体裁が整っていたとしても、地域住民にとって意義がなければ、住民から単なる”旅行”と捉えられてもしかたない。「視察旅行報告書」という名称にでもすべきであろう。視察に行って、感想文を書くだけでは、税金の使い方として住民は納得しない。住民が納得するためには、そのコストに見合った一定のクオリティをもつアウトプットが必要だ。さらに、議会による政策提案につなげられれば、なおいい。そもそも、行政視察報告書は、議員が税金を使って視察して得られた成果を地域住民に対して報告するものであるはずだ。地域住民に対しての議会・議員による公式の報告書として説明責任の一端をなすものである。税金の使い途としても非常に重要なものであると考えられる。
個人的には議会による視察報告書に対して以下のようなイメージを持っていた。
A市の○○事業について視察を行った。そこで得られた知見は、現在○○という状況にある私たちの地域の○○○という点に活用できる可能性がある。とくに、A市で大きな成果が確認されている○○○は、地理的・人口統計学的に類似している私たちの地域においても具体的な導入に向けた調査を実施すべきと考える。委員会として、○○を重要な政策課題として再認識し、さらなる研究を進めていく。
今回、23区議会の報告書の調査を行ってみて、自分がイメージしていた報告書と公開されている内容のギャップが大きかった。
視察報告書を政策研究報告書にすべき
議会の常任委員会として視察に行うのであれば、感想文のような視察報告書を公開するのではなく、委員会での政策課題研究の一環として視察を行い、成果として政策研究報告書を作成すればよいのではないか。議会からの政策研究・提案であれば、執行部(行政)はそれを無視するわけにはいかない。また、議会が積極的に価値ある情報を発信するとなれば、議会には執行部や市民から価値ある情報(=議会改革に有用な情報)が集まるはずである。議会基本条例において、視察報告書を議会改革のひとつのツールとして位置づけて、しっかりと作成し、公開していただきたい。
杉並区議会 行政視察報告書
杉並区議会ホームページには、平成27年に行われた4つの委員会による13の視察報告書が公開されている。報告書のページ数は、3~10ページとなっている。とくにフォーマットは決まっていないようで、冒頭に視察先自治体の概要と、末尾に視察者の所感が述べられている点のみが共通である。
- 1 視察先の概要
- 2 内容はそれぞれの報告書によって異なる
- 3 所感
たとえば、区民生活委員会による『滋賀県長浜市の視察報告書』を取りあげてみる。これは、長浜市の”地域住民と市職員が連携する地域づくり”と”女性人材バンクの活用等による男女共同参画”についての視察となっている。報告書は全8ページとなっていて、最後に報告書の結論としての所感(359文字)が記載されている。
全文引用する。
「琵琶湖をはじめ、いくつもの山々に囲まれた自然豊かな土地と、豊臣秀吉で有名な長浜城(現在は歴史博物館)、城下町の面影が残る碁盤の目のように通りが並んでいる市街地。 歴史的にも見どころがたくさんある長浜市で、『地域づくり』と『男女共同参画』について、多くの話を聞いた。 普段は地域コミュニティが希薄になっていることに気付かないが、例えば大地震などの災害の時には、地域コミュニティが必要になってくると思う。23区のような、大都市に合った新しい都市型のコミュニティを模索していかなければいけないことを痛感した。
男女共同参画は、女性の人材バンクである「かがやきネット」を設置するなど、女性のアイディアや考えを市制に反映させたり、自治体での女性の数が増えることによって、男女ともに活躍できる幅が広がるのはとても良いことだと思う。」
以上が、所感全文である。所感=感想であるので、問題はないともいえるが、住民に対する報告書としての意義を再検討し、改革すべき項目として指摘すべきである。
新宿区議会 行政視察報告書
新宿区議会ホームページには、平成27年に行われた4つの委員会による視察報告書が公開されている。いずれの委員会の報告書もA4の2ページ、同じフォーマットで、以下の構成になっている。
- 1 実施日
- 2 視察地
- 3 視察項目・内容
- 4 視察参加者
- 5 視察結果・所感
- 6 主な質疑応答
- 7 その他
たとえば、総務区民委員会による『地方都市視察報告書』を取りあげてみる。
これは、多文化共生について、公益財団法人大阪国際交流センター(大阪市)を視察した報告書となっている。報告書の内容は、全7項目で構成されているが、重要な項目は「5 視察結果・所感」であり、そのの良し悪しで報告書の質が決まるといってもよいだろう。 しかしながら、この報告書の「5 視察結果・所感」はわずか9行、298文字である。10人の議員が視察して約300文字の報告書である。
この視察の経費はどの程度かかったのか確認してはいないが、この報告書は区民(納税者・有権者)の納得が得られるであろうか。そもそも、議会による情報発信(広報)は、地域住民との信頼関係の構築のために行うものである。これでは、信頼関係の構築どころか、逆にマイナスの効果を与える可能性もあるのではないか。しばしば、「民間企業では、・・・・」という意見を聞くことがあるが、他の組織との比較以前に、納税者に対する報告としては、量・質ともに問題があると思われる。
このような報告書を公開するにあたって、議会関係者は誰も異を唱えないのであろうか。議会事務局は何も言えないと思うが・・・。内部チェックの甘さが低レベルの報告書の原因なのか。
以下、報告書の「5 視察結果・所感」の部分を全文引用する。
「大阪国際交流センターは、大阪市の外国人住民数約11万6千人、4.38%の外国人住民と市民が、ともに地域社会の一員として暮らし、社会参加を通じて活力を生み出す多文化共生社会の実現に向けた取り組みを進めていた。日本語学習支援では、様々な年齢層、習熟度に応じた支援、国際化を担う人材の育成、ボランティア育成・活用、国際交流など幅広い活動が印象的であった。特に、外国人観光客とのコミュニケーションをとるための、大阪タクシー協会との連携によるタクシー運転手対象の語学研修の取り組みは、喜ばれ効果をあげているとのことであった。オリンピック・パラリンピックの競技会場となる新宿区として、参考とすべき課題である。」(総務区民委員会『地方都市視察報告書』新宿区議会,p.2)
視察報告書を区議会ホームページに掲載していること自体は評価できる(最近は当たり前)が、このわずか300文字の内容を評価することはできない。選挙で選ばれ、相当の権限をもつ議員が公費で視察に行った結果の報告書が300文字だけとは、とても残念である。
そのほかの報告書の「5 視察結果・所感」
- 公契約条例についての視察報告書(奈良県)(総務区民委員会) 238文字
- ヘイトスピーチ規制条例についての視察報告書(大阪府大阪市)(総務区民委員会) 246文字
- 認知症初期集中支援チームの取り組みについての視察報告書(香川県坂出市) 359文字
- 「徘徊高齢者発見システム(写真付メール配信)について」「ひとり暮らし助成制度について」の視察報告書(兵庫県明石市)(福祉健康委員会) 510文字
- 自殺対策強化プランについての視察報告書(大阪府堺市)(福祉健康委員会) 407文字
- 「公共交通を利用したコンパクトなまちづくりついて」「自転車市民共同利用システムについて」の視察報告書(富山県富山市)(環境建設委員会) 757文字
- 「金沢市低炭素都市づくり行動計画について」「中心市街地都市機能向上基本構想について」の視察報告書 602文字
- 小・中学校における学力向上の取組みについての視察報告書(文教子ども家庭委員会) 781文字
- 東日本大震災の教訓を生かした防災教育の推進についての視察報告書(文教子ども家庭委員会) 680文字
すべての報告書が、400字詰め原稿用紙2枚以内である。文字数があまりにも少ないので、その内容について評価することは困難である。
新宿区議会で公開されている報告書一覧(リンク)
議会名 |
委員会 |
視察先 |
目的 |
視察報告書へのリンク |
新宿区 | 総務区民委員会 | 大阪府大阪市 | ○ヘイトスピーチ規制条例について ○多分化共生について ○公契約条例について |
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福祉健康委員会 | 香川県坂出市 | ○認知症初期集中支援チームの取り組みについて | ||
兵庫県明石市 | ○徘徊高齢者発見システム(写真付メール配信)について ○ひとり暮らし助成制度について |
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大阪府堺市 | ○自殺対策強化プランについて | |||
環境建設委員会 | 富山県富山市 | ○公共交通を利用したコンパクトなまちづくりについて ○自転車市民共同利用システムについて |
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石川県金沢市 | ○金沢市低炭素都市づくり行動計画について ○中心市街地都市機能向上基本構想について |
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文教子ども家庭委員会 | 秋田県大仙市 | ○小・中学校における学力向上の取組みについて | ||
青森県八戸市 | ○東日本大震災の教訓を生かした防災教育の推進について |
23区議会視察一覧・行政視察報告書
杉並区、新宿区以外の議会はどのような状況であろうか。平成27年の23区議会の視察について調査を行った。視察報告書をPDFファイルで掲載している議会もあれば、視察を実施したことを議会年報で知らせるだけの議会もある。
今回は、あくまでも各議会ホームページで確認できた情報である。視察の有無が確認できなかった区については、「-」と表記している。検索機能やリンク先ページをすべて確認してはいるが、見落としの可能性は否定できない。ただ、検索で結果表示されないもの(見つからないもの)は存在していないと考えてみよいだろう。
今回は、公開されている視察報告書の評価を実施してはいない。視察先の妥当性と報告書のクオリティについては、それぞれ判断してもらいたいと思う。
議会名
|
委員会
|
視察先
|
目的
|
視察報告書へのリンク
|
千代田区 | - | - | - |
-
|
中央区 | - | - | - |
-
|
港区 | - | - | - |
-
|
新宿区 | 総務区民委員会 | 大阪府大阪市 | ○ヘイトスピーチ規制条例について ○多分化共生について ○公契約条例について |
|
福祉健康委員会 | 香川県坂出市 | ○認知症初期集中支援チームの取り組みについて | ||
兵庫県明石市 | ○徘徊高齢者発見システム(写真付メール配信)について ○ひとり暮らし助成制度について |
|||
大阪府堺市 | ○自殺対策強化プランについて | |||
環境建設委員会 | 富山県富山市 | ○公共交通を利用したコンパクトなまちづくりについて ○自転車市民共同利用システムについて |
||
石川県金沢市 | ○金沢市低炭素都市づくり行動計画について ○中心市街地都市機能向上基本構想について |
|||
文教子ども家庭委員会 | 秋田県大仙市 | ○小・中学校における学力向上の取組みについて | ||
青森県八戸市 | ○東日本大震災の教訓を生かした防災教育の推進について | |||
文京区 | 少子高齢社会対策調査特別委員会 | 埼玉県和光市 | ○介護予防事業の取組に関する調査・研究 | |
台東区 | 企画総務委員会 | 広島県広島市・大阪府大阪市・大阪府堺市 | ○平和推進の取り組みについて ○オープンデータに関する取り組みについて ○百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録推進について |
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区民文教委員会 | 富山県黒部市・石川県金沢市・富山県射水市 | ○総合型地域スポーツクラブについて ○金沢市国際交流戦略プランについて ○市民協働の取り組みについて |
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保健福祉委員会 | 山口県萩市・夢のみずうみ村(山口県山口市)・山口県宇部市 | ○高齢者福祉施策について ○デイサービスセンターの施設運営について ○宇部市はつらつポイント制度について |
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産業建設委員会 | 石川県白山市・富山県富山商工会議所・富山県富山市 | ○白峰地区中心市街地再整備事業について ○北陸新幹線開業に伴う富山駅周辺整備事業について ○新産業支援センターについて |
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環境・安全安心特別委員会 | 人と防災未来センター(兵庫県神戸市)・兵庫県尼崎市 | ○人と防災未来センターの取り組みについて ○尼崎版グリーンニューディール(AGND)について ○環境モデル都市アクションプランについて ○環境オープンカレッジの事務局機能委託について |
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文化・観光特別委員会 | 行政視察(福岡県北九州市・福岡県久留米市 | ○北九州市ミュージアム構想「北九州市時と風の博物館」について ○久留米まち旅博覧会について |
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墨田区 | - | - | - |
-
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江東区 | - | - | - |
-
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品川区 | - | - | - |
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目黒区 | 生活福祉委員会 | 富山県富山市、富山県小矢部市、石川県金沢市 | - |
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都市環境委員会 | 福岡県大牟田市、福岡県みやま市、熊本県菊池市、熊本県熊本市 | - |
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文教・子ども委員会 | 北海道名寄市、北海道滝川市、北海道石狩市、北海道札幌市 千葉県立中央博物館大多喜城分館、千葉県立中央博物館分館「海の博物館」、興津自然学園 |
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-
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議会運営委員会 | 北海道札幌市、北海道江別市、北海道芽室町 | - |
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目黒総合戦略等調査特別委員会 | みなとパーク芝浦、豊島区役所 | - |
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大田区 | 総務財政委員会 | 北海道旭川市 ・深川市・小樽市・札幌市 | ○北彩都あさひかわ整備事業について ○起業支援・店舗改装等助成について ○住宅リフォーム助成について ○自治基本条例について ○札幌スタイルブランドプロモーション事業 について |
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地域・産業委員会 | 高知県高知市・愛媛県今治市・松山市 | ○子どもまちづくり活動支援事業について ○今治自然塾の環境教育プログラムについて ○環境モデル都市構想について ○中小企業支援プログラムについて |
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保健福祉委員会 | 地域密着型サービスセンター welcome やまの家 京都地域包括ケア推進機構 三重県名張市 特別養護老人ホーム「淡路ふくろうの郷」 |
○「地域密着型サービスセンター welcome やまの家」(“京都市版”地域包括ケアシステム) ○京都式地域包括ケアシステムについて ○名張版ネウボラについて ○特別養護老人ホーム「淡路ふくろうの郷」(社会福祉法人ひょうご聴覚障害者福祉協会) |
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都市整備委員会 | 富山県富山市 石川県金沢市 福井県福井市 |
○中心市街地活性化基本計画について ○無電柱化の推進による都市景観の形成について ○まちなか住宅再生バンクについて ○福井市まちづくりセンター「ふく+」について |
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こども文教委員会 | 香川県高松市 愛媛県新居浜市 愛媛県松山市 |
○高松市子ども・子育て条例と幼保一体化 ○「高松型こども園」について ○学校図書館支援の充実について |
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スポーツ・観光推進 特別委員会 |
群馬県・群馬県富岡市 | ○観光政策について(群馬よいとこ観光振興条例など) ○市 ・富岡製糸場を生かした観光政策について |
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交通・臨海部活性化 特別委員会 |
名古屋ガイドウェイバス株式会社 静岡県浜松市 |
○「ゆとりーとライン」について ○浜松市における交通施策に関する取り組みについて |
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羽田空港対 策特別委員会 | 福岡県北九州市 福岡県福岡市 |
○「北九州空港将来ビジョン」について (北九州空港現地視察含む) ○「グローバル創業特区・雇用創出特区」について |
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防災・安全対策特別委員会 | 岩手県陸前高田市 岩手県釜石市 |
○震災の状況、復興計画及び震災後の防災対 策について ○震災復興状況、防災教育について |
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世田谷区 | - | - | - |
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渋谷区 | - | - | - |
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中野区 | - | - | - |
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杉並区 | 総務財政委員会 | 福岡県北九州市 大阪府大阪市 大阪府高槻市 |
○女性活躍推進アクションプランについて ○北九州市安全・安心条例について ○城東区U-29の取り組みについて ○自立した自治体型の区政運営について ○第二次高槻営業戦略について |
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区民生活委員会 | 滋賀県長浜市 石川県金沢市 新潟県上越市 |
○地域住民と市職員が連携する地域づくりについて(地域づくり協議会) ○女性人材バンクの活用等による男女共同参画について ○金沢学生のまち市民交流館について ○配偶者暴力相談支援センターを中心としたDV対策について ○若者サポートステーションと若者自立支援ネットワーク会議の取り組みについて ○まち歩きツアーや町屋交流館高田小町を活用した地域活性化について |
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保健福祉委員会 | 三重県津市 三重県名張市 |
○「げいのうわんぱーく」について ○第7次高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画について ○名張版ネウボラについて |
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都市環境委員会 | 新潟県新潟市 群馬県高崎市 |
○環境モデル都市アクションプランについて ○総合的空き家対策について ○中心市街地活性化基本計画について ○空き家緊急総合対策について |
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文京委員会 | 広島県福山市・兵庫県伊丹市・大阪府寝屋川市 | ○土曜チャレンジ教室について ○まなびの館ローズコムについて ○伊丹っ子ルールブックの作成・活用について ○伊丹市立図書館ことば蔵について ○英語村(英語力向上プラン)事業について |
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豊島区 | 防災・震災対策調査特別委員会視察報告書 | 岩手県・名取市 | ○被災者台帳システムの導入経緯及び個人情報保護への対応について ○県と市町村の役割と、今後の展開について |
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防災・震災対策調査特別委員会視察報告書 | 京都市 | ○台風・集中豪雨による浸水被害の状況とその対応について ○「り災証明発行システム」を利用した被害状況調査及びり災証明発行事務について ○研究機関における防災研究・教育の成果と行政との連携について |
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防災・震災対策調査特別委員会視察報告書 | 神戸市 | ○高所カメラについて ○防災情報システムについて ○地域防災組織について |
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防災・震災対策調査特別委員会視察報告書 | 長岡市・柏崎市 | ○長岡市の防災対策と災害情報システムの整備について ○防災シビックコア地区(市民防災センター等)について ○防災機能を備えた中学校(長岡市立東中学校)について ○被災者支援システム(り災証明書発行システム等)について ○えんま通り商店街の被災と復興状況について |
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清掃・環境対策調査特別委員会 | 女川町・仙台市等 | ○東日本大震災の被災地である女川町の災害廃棄物処理状況について ○薬品等危険物の取り扱いの状況等について ○東日本大震災の被災地としての仙台市の災害廃棄物処理状況について |
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防災・震災対策調査特別委員会 | 仙台市内及び釜石市等 | ○東日本大震災によるマンションの被災実態、震災時の住民行動並びに区分所有権の解消問題について ○被災の状況、行政の対応状況及び復興計画等について |
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北区 | - | - | - |
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荒川区 | - | - | - |
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板橋区 | - | - | - |
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練馬区 | - | - | - |
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足立区 | - | - | - |
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葛飾区 | 総務委員会 | ○あったか土佐のおもてなし観光について | ||
保健福祉委員会 | ○子どもすこやか安心ねっと事業について ○すこやか子育て交流館(りぼんかん)について |
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建設環境委員会 | ○大橋川改修・利活用及び白潟のまちづくりについて | |||
文教委員会 | 北海道千歳市・小樽市 | ○子ども活動支援センターについて ○小樽市総合博物館の運営について |
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議会運営委員会 | 富山県富山市・福井県越前市 | ○議会運営及び議会改革について | ||
江戸川区 | 文教委員会 | 北海道恵庭市・千歳市 | ○読書のまちづくりについて ○千歳市防災学習交流施設について |
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福祉健康委員会 | 福岡県・広島県・広島県尾道市 | ○「70歳現役社会」づくり推進事業について ○地域包括ケア体制構築に向けた取組みについて ○地域包括ケアシステム「みつぎ方式」について(公立みつぎ総合病院) |
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建設委員会 | 国土交通省近畿地方整備局淀川河川事務所・大阪府高槻市・兵庫県神戸市 | ○震災後の淀川左岸護岸整備について ○総合雨水対策アクションプランについて ○災害に強い下水道事業について |
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総務委員会 | 沖縄県うるま市 | ○新庁舎建設に向けての取組みについて | ||
生活振興環境委員会 | 福岡県北九州市・山口県萩市 | ○資源循環型社会への取組みについて ○市民総合窓口によるワンストップサービスについて ○道の駅を拠点とした地域活性化について |