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新宿区

新宿区議会だよりの閲読状況(コレスポンデンス分析による可視化)

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新宿区議会だよりの閲読状況(コレスポンデンス分析による可視化)

平成25年の「新宿区議会に関するアンケート調査」の「区議会だよりの閲読状況」について、調査報告書の中では行われていないコレスポンデンス分析を行った。コレスポンデンス分析は、一つの図で調査項目間の関係を視覚化する分析手法である。

調査の概要

  • 調査地域 新宿区全域
  • 調査対象 新宿区在住の日本国籍を有する満20歳以上
  • 標本数 2,500票
  • 対象者の抽出 新宿区住民基本台帳から層化無作為抽出
  • 調査方法 郵送配布・郵送回収による法
  • 調査期間 平成25年8月21日~9月9日
  • 有効回収数 908票
  • 有効回収率 36.3%

質問項目

『新宿区議会だより』は年4回発行しています。ご覧になったことはありますか。(○は1つ)

  • 毎回読んでいる
  • 時々読んでいる
  • 見たことがあるがほとんど読まない
  • 見たことがない

区議会に関心がありますか。(〇は1つ)

  • ある
  • 少しある
  • あまりない
  • ない

性年齢別の閲読状況

報告書に掲載されている集計表を一部加工して、統計ソフトで分析した結果が下図(同時布置図)である。項目の円が近くに布置されている場合は、関係があると解釈できる。

横軸の左から、「毎回読んでいる」→「時々読んでいる」→「見たことがあるがほとんど読まない」→「見たことがない」という尺度の軸になっている。「毎回読んでいる」のは、70歳代と80歳代の男性である。他方、「見たことがない」という回答は20歳代および30歳代の女性、20歳代男性である。この傾向は、地方議会の議員選挙の投票率と同様の傾向である。また、40歳代と50歳代に限ってみてみると、女性のほうが議会だよりを読む傾向にあるようだ。

若い世代の認知を高めるよりも、議会だよりの存在をすでに認知していると思われる40歳代および50歳代の男性の閲読率をいかに高めるかが課題であろう。

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職業別の閲読状況

同じように、職業別に分析を行った。職業別では、「学生」および「会社員・公務員・団体職員」の多くが、議会だよりを「見たことがない」という回答をしている。会社員の多くに議会だいよりの損が在認知されていないということである。他方、「毎回読む」、「時々読んでいる」のは、無職、専業主夫・主婦、自営業・自由業が多くなっている。職業によって閲読傾向に明らかな差があることがわかる。。

その地域で暮らして商売をしている人が、地域で働かないことが多い(?)会社員等より議会の状況に関心をいただく傾向にあるのは容易に想像できる。議会の議決が自分の仕事に大きな影響を及ぼす可能性があるからだ。会社員であっても、もし自分の仕事に影響を与える組織があったら、当然関心を持たざるを得ないだろう。

また、地域にいる時間が長い専業主夫・主婦の閲読率が高いのも特徴である。単に時間が長いだけではなく、子どもや地域活動に関心があるのかもしれない。無職は高齢者が多いと思われるので閲読率が高いのは予想できる結果である。

職業別においては、学生を除外すれば会社員等に対して、いかに議会だよりの認知度を高めるか、そして読んでもらうかが課題といえよう。

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区議会への関心度別の議会だよりの閲読状況

区議会に関心が高いほど、議会だよりの閲読率が高い。関心が高いから読むのか、読むから関心が高くなるのか、その因果関係を判断することはできないが、読者のために議会だよりの質を上げることは不可欠である。

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