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東京23区議会データ

東京23区議会の議員定数-議員一人当たり人口を考える

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■23区議会の議員定数
前回は、23区議会の議員定数と議員1人あたりの人口について調査を行い、世田谷区民と千代田区民では1票の重さに大きな違いがあることを確認した。

今回は、その1票の重さを23区で同じにした場合の議員定数を考えてみる。
23区議会の議員一人当たり人口を並べたときに、中央にくるのが北区であり議員一人当たり人口は約8,500人である(中央値)。また、23区議会の議員一人当たり人口の平均を算出すると9,600人となる(平均値)。この8,500人と9,600人で算出した議員定数が表1の数値となる。千代田区は6人、中央区は15~17人となり、世田谷区は95~107人にもなってしまう。

 逆に、世田谷区の議員一人当たり人口約18,000人を基準に考えると、千代田区は3人、中央区は8人となる(世田谷区は50人)。これは世田谷区の議員の能力=千代田区の議員の能力を前提に考えているケースではある。言い換えれば、現在の世田谷区の議員の能力があれば、千代田区は3人の議員で議会を構成することができるということにもなる。極端な計算例ではあるが、自治体間格差を認識するうえでは意味があると考える。

今回みた8,500人や9,600人は住民の声を議会に反映させるためといった観点からの数字ではない。議員一人当たり人口が9600人だから4800人よりも2倍民意を反映しやすいという単純なものではないし、民主主義という観点から議員一人当たり人口がどの程度が適切なのかを決定することは困難である。ただ、各地域の定数は議会の歴史的な経緯から到達したものであるからは尊重すべきものではあると考える。

議員定数の議論は終わることがない。民主主義の議論が終わらないのと同じである。感情的な議論は益少ないが、こういった現状を知ったうえで継続的に定数の議論をすることは必要不可欠である。

(参考)
議員報酬は各議会によって異なるものであるが、客観的な決定方法のひとつは、議員一人当たり人口をひとつの目安として報酬額を決めるというものであろう。、

表1 1票の重さを同じにした場合の23区議会の議員定数
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(参考)
>>>20政令指定都市の議員報酬、政務活動費一覧
>>>47都道府県の議員報酬、政務活動費一覧

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