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江戸川区

江戸川区議会議員選挙の年代別投票率と推測投票者数

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江戸川区議会議員選挙の年代別投票率と推測投票者数

2.1 江戸川区議会議員選挙の年代別投票率

1999年の選挙から2011年までの有権者の年代別投票率を整理したのが下の表とグラフである。

年代別投票率一覧表(1999年~2011年)

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年代別投票率の推移グラフ(1999年~2011年)

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一般的に年齢が高くなるほど投票率も高くなると言われるとおり、江戸川区においても有権者の年代が高くなるほど投票率が高くなる傾向がみてとれる。70歳以上の年代の投票率が60歳代と比較して低いのは、高齢や病気などのために投票できない人が一定程度いるからと考えられる。ここでは、1999年から4回の投票結果を表示しているが、最近の選挙になるほど、どの年代でも投票率が低くなる傾向が見てとれる。投票率の全体の低下傾向は、特定の世代の投票率が低下していることが要因ではなく、全世代において低下していることが要因と思われる(もちろん、低下の比率には差がある)。ただ、20歳代の投票率が60歳代の半分以下であることはやはり問題であり、たとえば、若者の意見を反映させようと、若者が考える課題やそれに対する政策を掲げている候補者がいたとしても、投票率が低ければ相対的に得票が伸びないということも考えられる。若者向けの政策を掲げる候補者が少なくなってしまう可能性がある。若者が投票をすれば、議員構成が変わる可能性は十分に考えられるのである。

若者が投票に行かない → 若者向けの政策を主張する候補者が少なくなる → 投票する候補者がいない → ますます若者の関心がなくなる という悪循環がいま起きているのではないか。

次に、この若者世代の投票率について、推測投票者数と投票数の世代割合を算定して考察する。

2.2 推測投票者数

この年代別投票率をもとに、2014年10月の人口構成と2011年の選挙の投票率を用いて、年代別の投票実数を概算で計算を行った。

年代別推測投票者数

年代別推測投票者数
この表から人口比率と投票数比率が大きく乖離していることがわかる。たとえば、20歳代をみると、実際の人口構成は15%以上であるのに、投票数の構成比率は8%強となっている。30歳代も同様に投票数の構成比率が実際の人口比率に満たない状況にある。他方、50歳代、60歳代、70歳代については、人口比率以上に投票数の構成比率が高くなっている。これは、人口構成以上に投票数の比率が高い世代の声が強く選挙結果に反映していることを示すものであり、投票率が低い若い世代の声が議会に反映されていないことが数字で証明されたことになる。理念的にはすべての世代の声が反映した議会の構成にするために、各世代の投票率が同水準になることが望ましい。もちろん、若い世代の声が反映していない議会構成であっても、必ずしも若い世代向けの政策が軽視されているわけではないだろうが。

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